京都のボンボンさん(京都府)
投稿日: 2020年5月18日
5点
良かった点は、走りと燃費です!スカイアクティブディーゼルですから、燃費が良いです。私は京都市内に住んでいますので、市内のみの燃費は13~14キロですが、郊外では17キロ、高速は19~20キロです。この車両重量とこの速い走りでならば満足しています。
以前は「ディーゼル車」と聞いて遅いイメージがありましたが、このアテンザに乗ってから考えが変わりました。他の方々も書かれていますがホントによく走ります。アクセルを踏み込むだけで、停止から80キロなんてすぐに到達しますので、慌ててアクセルを離します。高速道でも例えば以前に北関東~京都を走った際に、平均して時速100キロ以上で走行、そして箱根付近の登坂路ではやわなガソリン車を軽々と置き去りにするぶっちぎりのグイグイ感(凄いトルク)、また途中神奈川・愛知・滋賀で渋滞にも遭遇しましたが、それでも19キロを超える燃費でした。現在の走行距離が22万キロを超えていてもこの加速性能や走りには驚きです。これまで、国産車・輸入車十数台を乗り継いできましたが、AUDI や VOLVO などの比ではありません。
また、外見もカッコイイです。購入時にセダンかワゴンかで迷いましたが、ヨーロッパ調のワゴン(パールホワイト)にしました。気に入っています。また2013年式でも衝突軽減などの安全装置がついているのも良いです。
このクルマの気になる点は、中古車購入時における注意です。アテンザだけでなくマツダ車ディーゼル全般に言えることですが、最大の弱点と言われる「EGR」のところです。私は中古車で購入しました。現在の走行距離は22万キロです。現在は快調に走っています。車自体は、全米の著名なクルマ雑誌にも書かれている(2020年発行)ように、アテンザはガソリン車で25万マイル(40万キロ)、ディーゼル車ではそれ以上「50万キロでもちゃんと乗れる車」として紹介されていますので、心配ありません。10万キロを超えたらダメと言われた昭和の時代(30年以上前)とは格段に耐久性が向上していますね。
「現在は快調に走っている」と書いたのは、EGRのバルブを新品に交換し、さらにその周辺部分を分解掃除してもらい、ディーゼル特有の煤を掃除してもらったからです。それからは快調に走っています。これをする前は「エンジンシステム点検」の警告灯が点いていました。町のクルマ屋さんもディーラーも言うように、アテンザはここがポイントになります。もし、中古車で購入する場合にはこれを確認(交換歴)された方がいいと思います。
また中古車の場合は、走行距離が極端に少ない車も要注意です。街乗りで短距離ばかり STOP & GO をしていた車の方が故障の危険性が高いですから、私のように多走行であっても高速道使いがメインである方がエンジンへの負担が少なくてストレスフリーです。このアテンザ・ディーゼルはエンジンを回して乗ってください。燃費が良いのに燃料も安価な軽油ですし、その方がすべてよろしいです。これらがクリアされれば、長く快適に乗れる車です。
私は「いつもちゃんと走って燃費も良く、しかも速くてカッコイイ」のがクルマへ理想です。それが全うされるには、このアテンザの場合は「EGRのバルブが新品に交換され、さらにその周辺部分の点検・分解掃除」です。このアテンザは走行距離は気にしなくても大丈夫です。ここがクリアされれば「ちゃんと走って燃費も良く、しかも速くてカッコイイ」というたいへんよくできた車だと思います。
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