ナマステ郎さん(静岡県)
投稿日: 2017年9月15日
5点
Cクラスはどんどん肥大化し、新Cクラスは高級感・サイズともにEクラスに迫る出来になっている。
Cクラスはメルセデスの最もコンパクトなセダンであるが、そんな上位セグメントに向かって進歩し続ける穴を埋めるように彗星のように登場したCLA。しかもインテリアの雰囲気は飛行機のコックピットを思わせるA譲りで若々しいデザイン。さらにCLSを思わせるような美しいボディラインは、A、Bとプラットフォームを共有して無理やりデザインしたという感じを微塵にも感じさせない。
内外装ともにメルセデスの新しいデザインコンセプトの幕開けである。駆動方式もFFであるので、合理的な室内空間で、Cとの区別化がはかられている。
ベースグレードの値段を見ると安く感じるが、ナビ標準のCクラスと比べると結局のところCと値段はたいしてかわらないこととなる。また、無い物ねだりではあるが、エレガンス方面に進むCは(Eと競合しないためにも)FFで、走りを予感させる若々しいデザインのCLAこそFRにすべきではなかったか。
Cが肥大化していっても、メルセデスのラインナップでは最小の『FR』セダンであることには変わりない。本当は魅力的なCが安価なままで日本サイズなら言うことないと思うのだが、世界戦略を睨むメルセデス様には日本一国のためにそんな要望は聞き入れられない。そんな日本人には今後もCLAは支持されていくだろう。
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