2Lさん(長野県)
投稿日: 2020年7月12日
5点
とにかく高級感が鬼。たしかにこれは1、2上のクラスとも勝負できる質感で、ネットで言われていることもたまにはアテになるなと思った。
また意外と見過ごされやすいのが良好なインターフェースで、情報が脳にスルスルと流れてくるのでストレスが無い。ナビの画面はカローラの半分くらいしかないのに、カローラより情報が脳に入ってきやすい錯覚がある。
ロードノイズも、先代アクセラのユーザーからすれば「どうしちゃったの!??」と思えるレベルで静か。
ずっと乗っていたいと感じさせるものがある。
ブレーキの感覚。いわゆる”カックン”ではない欧州車タイプだが、標準的日本人には少し慣れが必要で、危ないなと思う人も多いハズ。
もちろん実際はちゃんとした制動力を確保しているんだけど、これは好き嫌いが分かれるんじゃないかな。
エンジンはGとD両方乗ったけど、どちらもフィーリングに大きな差は無く、凡庸。楽しいという感じはしなかった。
リアのトーションビーム化の影響はあまり感じなく、単純にシャシーを変えたことで愚鈍になっているように感じた。
マツダの営業さんが「アクセラ(MAZDA3)は最初にマツダの最新技術を投入する試金石だ」と言っておられたが、この代のMAZDA3も今後のマツダの方向性を決める重要な役割を果たしているようだ。
高級感に全振りしていて満足感は高いものの、その分走りや感性の部分でケチがつくことが多い。それはそれで良いんだけど、それならマツダが掲げてきた「走る歓び」という看板は下ろしてもいいんじゃないすか、むしろ下ろしてもやっていけるんじゃないですが、とも思う。
従来は「トヨタは車に興味ない素人、マツダは車をわかっている玄人」が買うと言われていたが、今のカローラとMAZDA3を比べると、むしろ高級感でMAZDA3を買う人のほうが車に興味がないんじゃないか、と思ってしまう(一応言っておくと、車への興味の有無はその人の偉さとは何も関係ないです)。
総合点で言えば星5つあげられるけど、ずっと「乗っていたい」のはMAZDA3、ずっと「運転していたい」のはカローラ、という感じでした。
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