Aさん(山形県)
投稿日: 2024年4月24日
4点
◎価格
かなり中古車価格が安いです。アクア・プリウスに人気で負けている事、ハイブリッド車のバッテリー交換問題を懸念される事の2つが関係していると思われます。個人的にはアクア・プリウスよりエクステリアが好みでしたし、15年前の初期型モデルにもかかわらずバッテリーも至って好調なので良い事しかありません。
◎燃費
econモード:通常モードをおよそ8:2の比率で運転していますが、生涯燃費は23とかなり良いです。高速道路と下道を併用した長距離運転ならば28.5程の低燃費を叩き出したこともあります。往復800km以上で無給油でも余裕です。ただし、モーターのみで走行できる場面はかなり少ないため、トヨタのハイブリッドシステム(THS)と比べると街乗りの燃費はやや苦手とするところだと思います。しかし、街乗りもガソリン車比で考えれば19km/lと好燃費で、15km/lを割ることはほぼありません。
○運転の楽しさ
多くの方が中古車の対抗馬として考えるであろうアクアと比較すると、ステアリングはクイックでシャキッとしており、よりスポーティーな運転が楽しめます。また前後重量配分が素晴らしく、車高と重心が低いのでコーナリングは得意です。ただ、装備しているタイヤに良くも悪くも影響を受けやすいです。
○積載性
5ナンバーの中では全長が長く荷室も大きいため、特に長尺物を積むのに向いています。車中泊も大人1人であれば全く苦にならないです。
✖️見切り性能
真後ろの視界はエクストラウインドウが設けられているので問題ないのですが、斜め後ろの視界がかなり悪いです。車線変更や合流には普通の車より気を使うと思います。買う前からわかっていたことではありますが…。
✖️居住性
後部座席は平均身長の大人が座るにはかなり狭いです。小柄な人や子供が座るなら問題ありませんが、それでも圧迫感は感じると思われます。前席はまったく問題ないので、この車は基本2人乗りとして使用するのが吉です。
△登坂能力の低さ
長い坂を登り続けている時など、バッテリーの残量が少ないのか何らかの条件が揃ったのかわかりませんが、モーターがアシストをやめて発電に回ってしまうことがあります。その結果1300ccのエンジンしか駆動せず、トルク不足を感じることになります。これはECUのアップデートで改善したという声もあるので、気になる方は要検討でしょう。また、上り坂での信号待ち→再発進において、アイドリングストップから復帰する際に一瞬車体が後退するという、まるでMT車のような挙動を見せます。これはシフトをSにしてアイドリングストップを発生させないことで対処可能なので、慣れれば問題ない点ではあります。
△徐行時のシフトショック
20〜40km/hほどでの低速走行時、モーターとエンジンの駆動の切り替えが上手くいかないのか、MT車のシフトミスのような衝撃が発生することがごく稀にあります。渋滞時など微細なアクセルワークをしている時に発生しやすいので、あえてある程度ラフなアクセル操作をしてあげることで対処可能ではあります。上記と同様、これもシフトをSにすることで発生しなくなるほか、ECUのアップデートで改善したという声もあります。
気になる点を詳細に書き連ねてはしまいましたが、そもそも見た目と燃費に惹かれて購入したので、総じてとても満足しています。燃費は重視したい、価格も抑えたい、でもあまり人と被るのはイヤ、なるべくスタイリッシュでスポーティーな車が良い…そんな方にオススメしたい一台です。
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