とりるさん(兵庫県)
投稿日: 2013年2月18日
4点
このアメ車ほど分かりやすいアメ車は無いといえるのではないでしょうか。
現行のマスタングは、どちらかと言えばだいぶ原点回帰した良い意味で昔を感じさせる作りとなっていますが、マスタングと聞いてパッと思い浮かべるスタイルは、やはりこの5代目ではないでしょうか。日本でも本当に多くのマスタングを見るようになったのは、この5代目が発売されて後。4代目と比べるとだいぶ洗練された作りとなっていますが、マスタングという名前を象徴するように、良くも悪くも扱いづらい車と言えます。5リッターV6エンジンも相変わらずの大出力高パワーですし、絶大な存在感を誇る車格も健在です。
マスタングの気になる点は二つあります。一つは、その大きなボディ。やはり、日本でこの車を運転する際には、道路や駐車場によっては、偉く神経質にならざるを得ない場面が幾つか存在します。そして、もう一つは、やはり燃費の問題です。
絶大なパワーを発揮してくれるエンジンはアメリカの専売特許ですが、その反動として、燃費の悪さは否めません。
古き良きアメ車の魅力を感じさせてくれる貴重な一台ではないでしょうか。
現行のアメリカ車は、だいぶ環境規制や省エネを意識した作りの物が徐々に浸透し始めているので、そういった車では無く、マスタングという名前の如く、野生の馬のような荒々しさを求める方には、大変お勧め出来るグレードだと言えます。
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