ばたやんさん(東京都)
投稿日: 2017年9月14日
4点
新規格軽としては、めっぽう軽いボディ。この時代としては珍しい程明確な「どっかんターボ」。大径タイヤと最低地上高の余裕がもたらす雪道走破性。アルト系とワゴンR系の良いとこ取りな視界と運転姿勢。高速も楽々こなせる余裕のパワー。「これぐらいで普段使いは十分」の室内スース。3ドアKeiならではのサイドウインドーの大きさ、開放感。過給を掛けないよう淡々と長距離走すると20km/Lをマークする燃費。
補強関係に手を入れるとテキメンに楽しさが向上する操縦性。
重いバネ下・軽い上屋の組み合わせにより、常に揺すられる乗り心地。パワーとタイヤサイズに負けているシャーシと駆動系。高速で特に感じる空力の悪さ(見た目通りです)。ノーマルだと操のないステアリングフィール。軽い分だけ素直にヤワいボディ剛性。常にどこか内装が鳴いている仕立て・質感の低さ。スズキの伝統・サビに弱く薄く儚いボディ。DOHCの必然性を感じない、6500rpmから苦しくなるエンジン。
「ダメなヒトはダメ」「でも好きなヒトは好きになる」というクルマの典型かと思います。
正直言って安普請の上に豪華装備を盛った感が否めないけれど、イマドキの軽より200kgも軽いボディにエコなど潔くシカトした64psのパワフルなエンジンは「そんなんどーでもいいわ!」と笑っちゃうぐらい楽しいです。「出来は悪いが面白い」・・・今後もうこういう組み合わせの軽自動車は出て来ないでしょうから、クルマ好きには一度乗ってみて欲しいと思います。
このクチコミは参考になりましたか?
参考になった人:2
あなたのクルマクチコミを投稿しませんか?
気軽に安心して乗れる軽セダン
軽量化シャシーが採用され、高い燃費性能を実現
優れた環境性能と経済性を実現
コストパフォーマーからの脱却したモデル
低コストを徹底追求したモデル
低価格路線をキープする庶民派モデル
室内の広さが魅力の軽ハッチバック
新車時価格はメーカー発表当時の車両本体価格です。また基本情報など、その他の項目についてもメーカー発表時の情報に基いています。