マサユキさん(東京都)
投稿日: 2017年5月21日
4点
燃費については、街中で7km/リッター、高速主体で10km/リッターと、この手の車としては異例なほど良好な数値となります。このポルシェボクスターは、故障率が世界一少ない車として認定されたこともあるくらい壊れにくいことで有名です。
特にありません。
学生時代にメルセデスベンツSLK230に乗っていたこともあり、ポルシェボクスターにはライバル心や興味が以前からありました。しかも、ポルシェ自体がメーカーとして長年911をリアエンジンリア駆動で作り続けてきたことに対して、伝統を守るためだけであり、その駆動方式を正当化する理由は何もないと認めてしまっているだけに、ミッドシップレイアウトのボクスターやケイマンこそがポルシェの本気な気がして欲しいと思い続けていました。実際に乗ってみると、とにかくサイズ感やパワーなどのバランスがよく非常によくできた車でした。ここまでスポーツが万能にできるのにおまけに屋根まで開いてデートにも使えちゃうということが、非常に優れていてバーゲンプライスな気がします。ただし、あらゆる箇所がわざとらしく情緒的に作りこまれている気がします。例えば、室内にわざとらしく飛び込んでくる排気音や、アクセルバイワイヤの設定があるアクセル開度から急激にパワーが立ち上がるように作られていたり、ブレーキの踏力の初期制動が強かったりしています。それでも、もちろんブレーキのポルシェと異名をとるくらいですから、奥まで踏んでも踏力に比例した適切なストッピングパワーが得られる点も流石と言わざるをえません。総合的にはやはりバランスや全ての点でそつなくなんでもこなせる優等生だと思います。
燃費については、あまり意識してはいないのですがそれほどエンジンを回さずにゆったりとクルージングすれば、街中で7km/リッター、高速主体で10km/リッターと、この手の車としては異例なほど良好な数値となります。もちろんアクセル開度が増えればそれに比例して燃費も確実に悪化することになります。ミッドシップという性質かもしれませんが、屋根をしめているときよりもあけているときの方が若干燃費が悪いような気がしています。もちろん気のせいかもしれませんが。
実はこのポルシェボクスターは、故障率が世界一少ない車として認定されたこともあるくらい壊れにくいことで有名です。ここはさすがは精密工業製品には定評のあるドイツ生まれといったところでしょうか。と、いうことで最初から維持費があまりかからないことを想定して購入していますが、約半年を経てそれほど距離を走っていないこともありエンジンオイル交換に要した15000円のみの維持費で収まっています。納車直後に車検もあったのですが、法定費用と前述したエンジンオイル交換のみで済んだので、ポルシェ=高級車という固定観念からすると拍子抜けしてしまうほどの安価な出費ですみました。
このクチコミは参考になりましたか?
参考になった人:128
あなたのクルマクチコミを投稿しませんか?
軽量ボディと優れたパフォーマンスを獲得した3代目
エントリーモデルとなるオープンカー
エントリーモデルのオープンカー
新車時価格はメーカー発表当時の車両本体価格です。また基本情報など、その他の項目についてもメーカー発表時の情報に基いています。