まめすけさん(長野県)
投稿日: 2019年7月9日
3点
元々VWやAudiを乗っていたので、試乗するまではバカにしていました。
乗ってみるとステアリングは適度に重さがあり、足回りは適度な硬さがあって意外によかったです。また峠道や中央道みたいな高速コーナーでも、ロール剛性の高さはこのクラスではピカイチかと思います。
ブレーキもちゃんと効きますし、グローバル戦略モデルとして意図は感じました。
維持費はとにかく安いです、オイルフィルターはどこでも安く手に入りますし、タイヤのサイズも安価で買えるものばかり。
また初回車検時6万km走行の際、タイミングベルトとブレーキパッド交換
諸々全ての整備をディーラーで行っても12万円でお釣りがきました。
乗った事はないですが、NISMO Sとして販売されるベースとしても、
基本的なプラットフォームの堅牢さは、十分感じる事が出来ました。
エンジンをかけて、絶え間なく続く唸りがあります。恐らくベルト系なのかと思いますが、ディーラーも「すいません、仕様ですから...」とのこと。エンジンルームに吸音材もないので、気になる方は別途購入をしないとってレベルです。
ABSとCVTの制御に関しては、正直苛立ちを感じました。
ちょっとした強めのブレーキでABSが即介入は、安全性としては良いと思いますが、
ABSがかかったあと時速30km/h程度までの加速は、CVT制御でハイギア固定で非常にストレスを感じます。
ドイツ車を目指してるマツダとは違う意味で、ルノーの血脈を感じる車です。
言われて見てれば、初代トゥインゴ的なチープさが散りばめられていたり、それでも走行性能は必要最低限のマナーは守られてると思います。
欧州車の半額で、そのマインドが多少感じられるって意味では面白さはあります。
静寂性の低さは、ある意味では何世代か前の欧州車のイズムと思えば、可愛さとして感じれるかもしれません。
ハイブリッドや、最近の技術のエコカーと比べれば劣りますが、
中古で買っても、維持費や燃費でそこまで困る事はないと思います。
また、ぶん回しても乱暴にしても頑張ってくれるので、やんちゃな人がちょっと遊ぶにもいいです。
2010年代の燃費戦争のきっかけを作った車という意味では、その存在はとても大きな功績を残したと思います。
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新車時価格はメーカー発表当時の車両本体価格です。また基本情報など、その他の項目についてもメーカー発表時の情報に基いています。
このクチコミに対するコメント
コメント:1件
タイミングチェーンですよね、この車。
pooさん