勢いつけないと買えないからさん(神奈川県)
投稿日: 2017年9月4日
4点
現時点で到底燃費がいいとは言えないものの、いざというとき猛烈な加速が味わえるのは素晴らしい。平均車速が17km/hの通勤メインではもったいなかったかも。
J50から乗り換えでもそれほどフワフワ感は感じない。下廻りを覗いたら、V36系にはついてなくて、Z34にはついてるバナナ型のフロントステーが標準装備。カタログとかに何も記載が無いのが不思議なくらい、結構効くパーツで、J50でも追加で装着してました。いろいろカバーされてて、まだまだ覗けてないけど、こういうパーツをけちってないのはいい感じ。
後席シート裏に設置の12Vバッテリー、R世代スカイラインの時とんでもない価格で、今回も覚悟してたけど、バッテリー自体は三万円しないで買えるみたいで、しかも結構高性能。OBDⅡで電圧見てるとエンジン停止でもリチウムバッテリーから充電されてるようで(14.2V位になってる)、実はバッテリー上がりし辛いのではなかろうか。
誰も言及していないようだけど、レーダーセンサーが前世代では奥まった位置に設置されていて、泥や雪、正面からの直射日光等エラー警告がよく出ていたが、いろいろ改善されていて(半透明のカバーで表面に雪塊が固着しにくい、落ちやすい)、今のところエラー警告を見ていない。
エンジンルームもまだあまり詳しく確認してないが、ファンベルトやらがどうもなさそう。エアコンのアイドラープーリーもなさそう?意外と異音の原因なるトラブルを重ねて経験しているので、もの自体無いというのはありがたい。その代わり、電動油圧パワステのモーター音がフュンフュンいってるけど。
停車中はエンジンがかかっていない時が静か過ぎるので逆にエンジン再始動時がびっくりするくらいうるさく感じる。エンジン自体のパワーは名機VQ35の名がついても、アトキンソンサイクルだから、オットーに比べて音も周り方も大分違う。正直言って、VQ25の方がましなくらい。しかしHVだからね、システム全体で考えないとね。燃費がいいんだから、JC燃費が18km/lだから60%でも10km/lは軽く超えてくれると思ったのは甘かった。大都市市街地幹線道路の通勤メインで平均車速16km/hでは9km/lを切ってしまう。VQ37のクルマでは5km/lとかだったので、仕方ない通勤環境だがHVに期待が大きすぎたようだ。
慣れの問題かもしれないが、運転席ドアのスイッチ類の手探りの操作が難しい。デザイン上なのか面一な感じでとっさにドアミラー閉じたいときに結構焦ったことが何回かある。
トランクの容量が小さいのは分かっていたのだが、開口部からかなり深い。重量のある背の低い荷物(箱買いのビール等)を平積みすると老いぼれにはかなり辛い。スタッドレス二本はいろいろ向きを変えて試してみたが、諦めた。入るという話も聞いたのだが、どんな技を使ったのか教えて欲しい。
ドア下のスカッフプレートより内側のフィニッシャーの樹脂がやたら傷付きやすい。雨の日なんかに砂利がついたままの革靴で、気がついたら無数の擦り傷ができていた。かなりの部分は樹脂保護剤で磨いて目立たなくなったが、何本かは爪が引っかかる段差のある傷で、どうにもならないようだ。簡単に取り外しができるので、いっそ交換しようと考えたが、パーツ価格を聞いて断念した。フーガであるだけで、パーツの価格が高めになっているようなのは残念。
エアクリーナーを自分で交換したが、堅い樹脂の枠で、ケースとの密着感が薄い。VQ37はきっちりはめ込むタイプで、こっちはカタカタこそしてないが、隙間は絶対あるような気がして精神衛生上よろしくない。
プレミアムなフロアマットはお値段なりに作りがよろしいが、どうせへたるから予備を運転席用だけ用意しておこうと思ったら一枚三万円。とても予備で買える金額ではなかった。
パワステとエアコンは電動用の専用オイルが必須なので、うっかりカー用品店なんかで交換できない。
室内の灯りがアンバーが強くて好みが分かれるところ。試しに強力LEDに交換してみたが、当然フェードイン、フェードアウトしなくなるし、ストーンホワイトのシートが白く目立ちすぎて、元に戻した。
エコカー?だから保険安くなるかと思ったら、J50より20%くらい高くなったのは誤算であった。条件は同じで車両保険フルカバーだから高額なのは仕方ないけど、21等級でこれだと、若い人はローン並みの保険料になっちゃうなぁ。でも車両保険つけとかないと、スクラッチシールド塗装の修理代の破壊力は先刻承知ですし。しかもこのクルマ、全身くまなく塗装されていて、バンパー下廻り、サイドステップと、自分でやらかさなくても、気付けばそこに傷が!という日が来るかもしれないのでね、仕方ないね。
新車で700万近いのに、日産のサイトで下取り額調べると当年ものでも三分の一の額が出てくる。何かの間違いか、あまりいい気分ではない。
電動油圧パワステはあまりにも軽すぎる。これだけでかいのに軽々操れると感じるのか、落ち着かないと感じるのか、個人の意見が分かれそう。自分はかなり?。車庫入れでどうも一発できれいに入れられない。下手くそなだけかもしれないけど。
装備というか各部の設えは満足度は高い。上を見ればきりがないけど明らかにここ、手を抜いているでしょっていうところがあまりない。同じ日産の他車から乗り換えたが、ドアロックの音が遠くから聞こえて驚いた。機構自体に大した差があるわけないので、防音がいいのだと思う。
ワイパーがオートなのはいいけど、忘れてボンネット開けてると悲惨なことになりそう。気をつけねば。
全面断熱ガラスはかなり性能いい。夏場の乗り換えなので、前のクルマより炎天下の暑さが随分違う。プライバシーガラスは中途半端な濃さで、まあ許容範囲だけど、フィルムを貼りたくなるのも分からないではない。
タイヤが最初からレグノなのは余計な出費がおさえられた。空気圧センサーなんかおもちゃ程度だと思っていたら、5刻みとはいえ、かなり正確。北向き停車で朝左右で10違うので?と思い、お高い計器で計測してみたら、きっちり合ってました。このセンサーのためにタイヤ修理キットではなくてテンパータイヤ(?まだ見てない)積んでて、トランクも狭くなってる訳で、それが適当なものではなくてよかった。テンパータイヤなしのクルマにここしばらく乗ってきて、結果的に使わなかったけど、タイヤ修理キットの液剤はコンチネンタルだと五千円以上して、しかも使用期限が切られているし、使っちゃうと後の処理がいろいろ大変で、結局テンパータイヤの方が安楽な気がする。散々重くなってるから重さも大して変わらないし。
モーターのパワーは大した数字ではないとは言っても、考えてみれば軽ターボの最大出力並みにあるわけで、ゼロスタートからトルク30近く出せるのは、それがバッテリー残があるという前提でも、やはり魅力がある。
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