車は威圧感がないと‥さん(大阪府)
投稿日: 2013年12月15日
5点
圧倒的存在感と、アランシオアトラスという明るいカラー。
純正バケットに深々と座ればジェット機のコクピットを彷彿させる緊張に包まれます。物々しい唸り声でセルを回し、ガルルッと火が入る瞬間までが一つのプロローグ。そしてクラッチミートだけで前にドンと押し出されると、後は理性との闘いです。ある意味猛牛との闘いかもしれません。赤信号は本当に早めにクラッチを切らないと停止線を超えてしまいます。ブレーキも相当容量があり、ソフトなタッチが必要です。
そういったすべての荒々しさが男のスーパーカーのなんたるかを伝えてくるようです。しかしながらこの6.0VTにはフロントのリフト機能、可変ダンパーなど快適機能も充実しており、乗り心地は当たりの強いフェラーリよりずっとマイルドです。
セルが容量不足か、ギアが噛み込んでしまうこともあり、出先でヒヤッとさせられます。ムルシエラゴ用に交換すると解決するらしいのですが、モーター音が味気なくなるらしく迷うところです。また、トップ以外はフルカーボンなので気を使います。
まず飽きることのないボディライン。
しかもアウディ社によるリファインが随所にあり、信頼性と非日常性が同居した車です。
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