とりるさん(兵庫県)
投稿日: 2013年2月12日
4点
フォードが放った、大変デザインセンスに優れたワゴンがトーラスワゴンです。当時としてはまだ珍しかった、流線型の流れるようなボディは、とても美しい芸術品といっても過言ではないほど。更に、アメ車に対しては、どこかがさつな印象を感じる事が多いのが我が国の方達ですが、このフォードトーラスワゴンは、実に繊細な作りと走りを持った一台でした。更に、インテリアに関しても、エクステリアデザインをそのまま踏襲した、流れるような繊細な作りとなっており、この辺りにも私を含め、惚れ込んだという方が大変多いのではないでしょうか。
その広大すぎる車格と、流線型に保たれたデザイン性故に、視認性がお世辞にも良いとは言えません。まだ、当時はバックカメラなど当然無かった時代ですから、後退時などには、本当に慎重に運転しないといけないほど、大きなボディは取り回しの面で苦労をすると言えます。後は、燃費がそれほど言い訳ではないところも気になる点と言えます。
その独特のボディ故に気になる点もありましたが、それでも、この車のオーナーになることが、当時は一種のステータスと呼べるほどに、日本でこれだけの売り上げと人気を誇ったアメ車は無いと言えるのではないでしょうか。現在でも中古車市場には良状態の物が多く存在していますので、興味が方には是非、1度はオーナーになって頂きたいと思う車です。
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