DOAさん(福島県)
投稿日: 2021年9月18日
4点
内外装デザインとドッカンターボの加速。内装ピニンファリーナ、外装はのちのBMWで名を馳せたクリスバングルのダブルネーム。後にプジョー406クーペとなったピニンファリーナ外装案にコンペで勝ったデザインだけあって今みても全く旧さを感じず何時の時代においても眼を引くデザインは素晴らしい。ボディー内外にピニンファリーナバッジがあるので外装もピニンファリーナデザインと間違えてたり、ここでもいますがジウジアーロデザインとか書かれてたり。またやたらアバルトバッジつけてる個体もありますがクーペにアバルト絡みのヒストリーはありません。
新車で購入した時から細かい不具合はありました。タイベル交換にエンジン降ろしが必要とかデザイン重視のボディーに無理やり20Vエンジンをぶちこんでる為に整備性が悪いとかデルタのようなヒストリーがないので市場の価値が低くパーツ供給も厳しいとかあります。そこそこの確率でオイル下がりの症状もでたり。
新車で購入してから故障の頻度やそれに対するコストでうんざりしたり呆れたりはしましたが、降りようとは思えませんでした。その位、この内外装デザインと乗り味に惚れ込んでます。今の水準だと遅いけど当時はFF最速(直線)、この見た目が当時は新車で300万前後で買えたなんてさすがFIAT!バッジはずしてる個体はフェラーリ?なんて間違える人も多数。維持費は考えたくない位かかってますし、市場の評価は低いし、不人気ですけどそのおかげで今や超希少車。中古市場ではカウンタックよりも希少です。今クーペに乗ってる人はクーペに魅了されて手放さないでしょうし今後は中古市場にも良い個体は出てこないと思います。数年前に底値で安めのイタリアマニュアル車と手を出して買った若者が何人も維持出来ずに降りてます。安易に手を出すのは危険です。買うならメンテナンス歴のしっかりした個体を高くても買うこと。
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このクチコミに対するコメント
コメント:1件
今は手放してしまいましたが、この車には10年以上乗りました。
タイミングベルトはエンジンをずらすやり方で交換できるようなので店によっては費用を節約できます。
補器類ベルトも一式交換で7万掛かりません。
私が乗っていた個体はクラッチのレリーズシリンダが弱点で、パッキンが悪くなり油が漏れてクラッチが切れなくなる現象が起きました。
修理費用は安いですが、症状が急速に進むため、めいいっぱいクラッチを踏んでも切れなくなり良くて半クラッチのまま。
おかげで勉強というか、事が起きた時の冷静さが培われました。
kakaoさん