Tama-Chanさん(東京都)
投稿日: 2018年1月8日
5点
まず目を引いたのがデザイン。さすがベルト―ネといったところか、スポーティでありながら上品なデザインは発売から14年たった今でも十分通用している。
走行性能に関しても申し分は全くと言っていいほどない。高速域での安定性はもちろん、山道や市街地においてもハンドリング性能の高さと比較的硬めのサスペンションのおかげか、不安を感じることなく安心したドライブが行える。
実用性についても2ドアクーペとは思えないほどのものを持っている。後部座席と荷室はコンパクトカーや一部のセダン以上に広く、後部座席を折りたためば車中泊も考えられるほどの大きなスペースを確保することができる。
そして最後に特筆すべきはエンジン。エンジンを掛けた瞬間から官能的な音が室内に響き、特に低速ギアのままアクセルを踏み込み、シートに押し付けられるほどの加速と吹き上がるようなエンジン音を感じられる瞬間は格別。
このような車を買う人はあまり気にしないと思うが、もちろん維持費は最近の車と比べると高くなってしまう。また、冷却水とウォッシャー液の軽い漏れが起こった。
こだわりの強い自分が初めて車を購入するにあたって、このような様々な利点を備えたGTと出会えたことはとても幸運だったと感じる。
維持費や故障に関しても、早めにギアチェンジをしたりこまめに自主点検をしたりすることである程度はどうにかなると思う。
そして、多くの車が環境に配慮し、電動化やダウンサイジングターボなどの手法をとり、今後そのトレンドが続こうとしている現代において、このような自然吸気のV6エンジンを搭載した車に乗れることはある一種の贅沢であり、もしかしたらこのような車に乗れるのも最初で最後かもしれないので、大切にしていきたい。
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